前回、実家の両親の生活ペースの速さを書いたが、ここに来て新たな発見をした。母が家を空けると、私が母そっくりになるのだ。
父が畑に出ている時間帯でも、なぜか家でノンビリできない。父がお茶や食事に帰宅する時間を始終時計で確認しながら、せかせかと動いてしまう。特に森山家の居候3人組の所有物および子ザル2匹が勝手に出した山口家所有物が父の目につく所に放置されていないか、森山家の駄犬2匹がまたトイレシート外に粗相をしていないか、は重点チェック項目だ。
父が見ているわけでもないのに、いつもより早足で動きも機敏。急ぐ必要もないのに急いで冷蔵庫を開け、急いで野菜を取り出して急いで茹でる。急いで切って急いで盛り付け。あと何か出来ることはないだろうか。と考えてしまう。
母にそっくりである。
ゆっくり歩いて普通に冷蔵庫を開け、普通にサラダの用意をしたとしてもさほどの時間差はないに違いない。それは分かっているのに、これまで職場でしか見せたことのない機敏な動きを何故に両親不在の実家でしなくてはならないのか。バカバカしい。と思ったが、そう言いつつも目は時計へ。あと15分で父がお茶に帰ってくるではないか。漬物は残っているのか?日本茶か?コーヒーか?
これも母にそっくりである。
実家に長くお世話になりすぎたのだろうか...
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