ダンナの友人家族とDinnerに行った。ブエノスアイレス市内に住む彼らご推薦のレストランは、子供のプレイルームがついた肉料理(アサード)の店だ。
なにしろ子ザル達と朝から晩まで一緒の生活が約1か月続いているせいで、私のストレスレベルは最高潮に達している。ボロ布のような顔をして、こちらに来てから何かと面倒を見てくれるダンナの友人Fernandoに疲れた疲れたとグチをこぼしていたから、こういう店を敢えて選んでくれたのだろうか。とにかくコンセプトが素晴らしかった。
1階はカウンターの内側で肉がジュージュー焼かれており、テーブルスペースは恐らく子連れ家族以外のゲスト用だと思われる。
2階に上がると、やはり内装は1階同様にシックでオシャレ。照明も暗めの大人スタイル。だがフロアの一番奥にガラス張りのプレイルームが見える(写真上)。ここはちょっとした遊び場、というレベルをはるかに超えている。まずプレイステーションができるゲームマシンやボールプール、そこから繋がっている滑り台、更に幼児用のテーブルスペースではお絵かきや塗り絵、ビーズ遊びができ、その後ろの壁は黒板になっていてチョークで絵も描ける。世話係のお姉さんが一人いて、子供達に危険がないか、例えばラクがボールプールで溺れないか見ていてくれるので安心だ。
2階は子連れグループばかりで、子供達はプレイルームとテーブルを行ったり来たりする。プレイルームでパワーを発散してくるせいか、テーブルに付いている間は比較的静かで、食べ飽きるとまた遊びに行くという具合である。お行儀がいいとは言えないが、親は子供の心配をあまりせずに大人だけの食事ができる。
料金は子供用のメニューを頼んだ場合は650円ほどで、料理を頼まない場合はプレイルーム料金として360円ほどかかる。360円にしては余りあるサービスだと思う。
得てして私は1か月ぶりに、心からリラックスしてお酒を飲み、食事と会話を楽しむことができた。但し、この国では夕食の時間が遅い。この日も20時にスタートして終わったのが23時半である。それもうちの子ザル達が遂にテーブルで寝始めてしまったので、じゃあ明日(金曜)もあるしお開きにしますか、という感じだったから、子供がいなければもっと遅いのかもしれない。
ちなみに、友人家族の末っ子で5歳になるルシアも来ていて、言葉が通じないのにウタと団子になって遊んでいたが、彼女は最後までお目目パッチリだった。翌日も9時から保育園だというけれど、問題なく行けるのかとこちらが心配になる。
私はというと、久々に楽しい時間を過ごしてお酒でユラユラしながら眠りについたまでは良かったが、翌朝5時過ぎに吐き気がして目が覚め、そのまま夕方まで気持ち悪かった。飲みすぎ食べ過ぎには要注意の国である…
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