食欲がバクハツだ。

数日前から顔面マッサージを始めた。朝晩2回、暇があれば昼間も、ゴシゴシと顔面をしごいて肉を落とす(はずの)作業に没頭している。なぜそんなことを始めたのか。もちろん最近の自分の食べっぷりの良さに恐れを成したからである。

アルゼンチンで私の食欲は文字通りバクハツしている。

スーパーで買った肉を食塩だけでジュージュー焼いて、簡単な自家製ドレッシングであえただけのサラダを添え、パン屋で買った固いパンと一緒に食べる食事の美味なこと!肉だけではない。ラビオリなどのパスタ系も美味しい。更にはオヤツ系も豊富な種類と圧倒的な甘さ、そして何より食べ物は基本的に安いのだから、太るという恐怖以外は自分を止めるものがない状況なのだ。

と思って鏡を見たら、確かに顔が丸くなっている。ということで急きょ始めた顔痩せマッサージ。ゴハンをモリモリ食べたあと、寝る直前に甘いものを食べ、あとはマッサージをして寝る。脂肪はしっかり身体についているが、とりあえず顔はスッキリしている。他人様にお見せするのは顔だけだから(冬の間は)、ひとまずこれで良しとしよう。後の部分は、暖かくなったら考えようじゃないか。

本日ダンナが買ってきたアイスクリーム(上図)。サイズはご覧のとおりで、1.5kgも入って30ペソ(600円)。業務用(に使ってる店もあるのかもしれないけど)かと思うような大きさだが普通のスーパーに売っている。因みにチョコ、バニラ、ストロベリー全て滑らかで美味しい。

左のお菓子はフワフワのスポンジの間にチョコレートとドュールセデレーチェというアルゼンチンの伝統菓子(とろけるキャラメルみたいなもので、粗全てのお菓子に入っているといっていいくらい)がサンドされている。相当甘いが今の私にとってはもはや敵ではない。コーヒー2杯でペロリと平らげることができる。

こんなにご飯(オヤツも)が美味しいと、日本に帰った時が辛そうだ。日本では料理をイヤイヤやっていた私が、グチ一つ言わずに毎日夕食の支度をしている。そして残すどころか子ザル達の残りものまで食べている。これで太らない筈がないだろう。だからやります、今夜も顔面マッサージ。さっきもやったけど、もう一回...