アルゼンチンに来て初めてのMacへ。子供のプレイルームが併設されていて、かつ一般席からは完全に切り離された別室になっているので安心。
我々が席を取り、子ザル達が遊んでいるのをいいことにポテトを頬張っているとウタより1~2つ年上と思われる女の子が近寄ってきた。軽くピョンピョン跳ねながらじっと何かを見ている。その視線の先には子ザルのオヤツ用に持ってきたお菓子があった。無言だが目的はハッキリしているし、そのアピールも分かりやすく積極的だ。2つあるからウタも怒らないだろう(怒るとすればこの人だけだから)と踏んで、1つあげると嬉しそうに躊躇なく持っていき、すぐに開封してその辺で食べている。お菓子に対して一直線の彼女はそう、ちょっとポッチャリしていた。
そんなところにウタが戻ってきて、さっき自分が貰ったはずのお菓子を食べている彼女に目を留めたので即刻言った、「可愛い女の子だったから、ゆうが”どうぞ”ってあげたんだよ。」
ダンナも「もう一つあるからね(ホントはラクのだけど...)。」と急ぎ補足。
すると引き続き彼女をじっと見ていたウタが人目をはばかるようにコッソリ言った。
「そんなに可愛くないんじゃない...?」
「...えっ、なに??」
すると今度は明らかに小声で、ナイショ話でもするように顔を近づけてきて同じことを言う。
別にどうってことない話だが、ウタが本人に聞こえないよう少なからず配慮している点と、彼の中に『美の基準』がはっきり存在していることが分かって、親にしてみたら子供の成長を見た貴重な一瞬である。ウタは通常ナイショ話をしない。だからコソっと話すのも粗初めて見たし、何よりその理由が彼女に可愛くないと言っているのを聞かれたくないというのがいいではないか。
東京の保育園でも、確かにウタは面食いとして名が通っていた。
面食い結構!だが息子よ、オンナは顔じゃないぜ。と男性なら誰もが「フン。」と鼻を鳴らして一笑に付すようなことを思う母。このままだと20年後、彼がビジンの性格不細工ちゃんを結婚相手として連れてこないとも限らない。
ならば今から『美の基準』矯正を施そう...かしら??
因みにウタの一言の後で、ダンナがラクは美人だと思うか聞いてみたら躊躇なく「うん。」と答えていた。今のところ”ラク(は実は)美人説”を私ほど信じていない不実なダンナは意外そうだったが、面食いとして有名なウタがそう断言したことで仮説が早々に証明されたようで嬉しい。ただ勿論、それがウタの”ラクへの配慮”ということも考えられなくもないけれど...。
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Fumio (月曜日, 22 8月 2011 14:43)
こんにちは~。
ブログ楽しませていただいてます。
うた君すでに面食い!!笑
ただ、うた君は私が知っている男の子の中でも美男子だから納得するわ!将来が楽しみだね!
楽ちゃんも可愛い~。 男の子の美の基準って、どうなってるのかしら? またうた君に聞いてみてね~。
東京は先週金曜日は35度!土曜日からは一気に雨になり25度前後です。 涼しい~。 明日からまた31度になるみたいです。 残暑厳しそうだけど、がんばります。
ブログ更新、楽しみにしていま~す! Fumio
yasu (水曜日, 24 8月 2011 03:40)
はははは。日本語分からない相手にも ないしょ話する子ってかわいいよね~!!!
誠人も相手に聞こえないように日本語なのにパパの前で好きなこの話をするときは私にないしょで話してくるよ!
しかも 小さいときから美人の基準があるって面白いよね!
9/2 楽しみに待ってま~す。
てっちゃん (月曜日, 05 9月 2011 22:35)
男の子は、やっぱり、男!!だね。
なんというか・・うまく表現できないけれど。
面食いは、私も負けてないからね~(笑)