恐ろしいことだが、最近ラクから目が離せない。
一つには彼女が「人の言うことを聞かない」ように出来ているせいもある。良くも悪くも(今は99%が悪くも、だが)何でも自分でやりたがる。我の強さでは誰にも引けを取らない、驚異の頑固者と言ってもいい。そんな頑固者の2歳児にやりたいことをやらせると、当然ながら目が離せない状況になる。
もう一つには、彼女が人生で最も愛らしい時期を通過中ということがある。目が離せない理由としては、こちらの方が大きいかもしれない。
因みにウタは、生後すぐにムクムクと大きくなり始め、プニプニした脚も、赤ちゃん特有の手首のくびれもなく、生後1か月時点でかなりガシっとしていた。3ヶ月の頃には誰も3ヶ月とは信じてくれず、どこへ行っても大きく見られた。顔は全体的に大きく、ホッペタも顎も赤ちゃん時代からスッキリしていた。そのせいで赤ちゃん特有のぽっちゃり感がなく、「しっかりした赤ちゃんねぇ~」と誰もが口を揃えて言ったのだ。
反してラクは、女の子だからだろうか、どこを触ってもモチモチしている。顔も立派な下膨れだし、手首のくびれもいつまでも取れない。髪もなかなか生えそろわない...(因みに生まれて一度も散髪していない)。親指のおしゃぶりも止められない。確かに最近、全体的にスッキリしてきた感はあるものの、歩く姿は幼児というより赤ちゃんと言うのが相応しい。
ウタがショートカットした”赤ちゃんらしい”時期を、ラクはいつまでも見せてくれている。
毎日下膨れの頬にチュ~を繰り返し(まだ嫌がられない)、手足首のくびれを見てはニンマリし(変態)、特に理由もないのに赤ちゃん言葉を使ってしまう(バカ)。
こういう時期もあと僅かだろう。だから毎日大事にしなければいけない。
と、分かっていても、毎日イラ~っとしてしまうのだ。
今日もガンコちゃんとの愛とバトルの日々が続く...もうっカワイイ~!
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