アルゼンチンで知り合ったフランス人の友達が、息子さんの3歳の誕生日パーティに招待してくれたので、4連休の最終日にウホウホ出掛けた。
ブエノスアイレスには、誕生日パーティー用の子供向けサロンが沢山ある。子供達をエンターテインし、パーティの司会進行までしてくれるから、親は殆ど何もしなくていい。
実はうちの子ザルたちが誕生日会に参加するのは、今回が初めてである。
保育園のクラスメートから次から次へと招待状を貰ってくるが(こんなにいたっけ??と思うくらい貰ってくる)、一度として行ったことがない。きっと巷では、失礼な日本人めと罵られているに違いない。が、やはり行けない。理由はもちろん、言葉が出来ないから!
せっかくだから行けばいいのに、と自分でも思うが、私だけでなく子ザル達も(あまり)話せないと来てるから、知り合いのママさえいない私としては、どうしてもお尻が重くなる。子ザル同士で遊ばせるだけなら、保育園で遊べばいいから、まぁいいだろうと思ってプレゼントとカードだけ先生に預ける形で、パーティは全てパスしている状態だ。
そんな失礼な日本人家族が、始めて出席した誕生日会。
どうだったかというと...知らない場所、知らない人たちに囲まれて、子ザルが固まる。私も固まる。
ゴハンでも食べようかなぁ~と思っても、完全に人見知りモードに入った子ザル2匹が両脚にしがみついている。スタッフのお姉さん達が子供達を集めて余興をしてるのに、頑として遊び場を離れず、かといって私の姿が見えなくなると、大声で呼び始める始末。英語を話す人がいて、やっと会話が始まっても、どこからともなく「ゆーちゃ~~~~~ん!」と呼ばれるので、その都度話す相手と座る席を無くす。
それでもパーティの終盤になって、久寿玉から大量のお菓子を降らせ、それを子供達が拾って袋に詰めるという余興だけはしっかり参加していた(ウタはその袋をどこかに置き忘れてきたけれど...)。そして場に慣れた頃になって、パーティはお開きになったのだった。あ~ホッとした...
社交的な場所はやっぱり苦手だったが、何が素晴らしかったって主役のおじいちゃま(パーティのスポンサーだそう)が子供達のところを順次まわってビデオを撮っていて、両親よりも熱心だった。ウタを膝に乗せて一緒にビデオを撮らせてくれたりと、とってもスウィート。おばあちゃまも同じ位、可愛らしくて親切。
フランス人の友人は、そんな義父母がいて自分はとても幸せ者だと言っていた。旅費が高くて余りフランスに里帰りできないそうだが、実の娘同然に可愛がってくれる義父母のおかげで、アルゼンチンでの暮らしに大満足とのことだ。そんな幸せな家族の幸せなパーティに招かれて、チラっと新しい世界が垣間見れたのは良かったです...
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Yasu (火曜日, 13 12月 2011 21:27)
本当は 初誕生日会が誠人のになるはずだったのにね~・・・・残念だったわ。
誠人のだったら アルゼンチン人の仲でも誠人がいるから少しはリラックスできたかもだったね。
言葉が話せないとね・・・ちなみに 誠人のクラスのママはみんな英語が話せて 私と2人のままだけが英語苦手組み・・・・
てっちゃん (金曜日, 23 12月 2011 23:17)
社交の場・・・お疲れ様~。。。
気持ちよくわかるよ!!
初めての場所って、緊張するよね。しかも、言葉が通じないんだから。その勇気に乾杯!!!