”自然”にまかせる

現在4歳6か月のラクの指しゃぶりが、可愛らしさゆえに親からして本気で止めさせられない、ということは森山家日誌のなかで大公開済みだが、ナンとここに来て、本人自ら足を洗う覚悟のようである。

指しゃぶりをやめた方がいいと、こちらが説得する材料はズバリ、歯並び。チュパチュパしてると、上下の前歯がくっつかなくなり(実際大きな穴が開いていたので)、将来的にあなたの美貌を損なう原因となるでしょう!とかなり大袈裟に言っていたが、それでもラクはつい最近まで「5歳の誕生日で止める。」と言い放っていた。

それがここに来て突然の「チュパチュパしましぇん!」宣言。そして、「はーちゅいた?(歯、ついた?)」と言いつつ前歯をイーして見せる姿。確かに、宣言後はチュパチュパの回数は大幅に減り、今日も丸一日見ていたが一度も見なかったように思う。寝付く時はさすがにしていたけれど。

 

本人がその気になりさえすれば、いとも容易く悪癖が直るというのを目の当たりにして、心底思ったわけです。あームダなことしなくて良かったと。保育園の先生や歯医者に心配されるがままに、無理やり止めさせようとしたら、手間も時間もかかったしラクにとっても辛かったであろうと。

 

同時に、ウタについても同じようなことがある。

小学校入学に向けて、特に積極的に文字を教えたりしていないけれど、いつの間にか色んな字が書けるようになり、カタカナも読めるようになってきているらしい。カタカナなんて、まだ全然読めないと思っていたから驚いた。

 

きっとこんな風に、何にでも最適な時というものがあるのだろう。その”時”を辛抱強く待って、それぞれの子供のペースで色んなことを自然と吸収できたら理想的だ。殆どのことは、大人になるまでには自然と出来るようになるのだから、それが周りの子や学校のペースと少し合わなくとも、親が焦ってはいけないのだ。

 

と、客観的に思いました。正直、自信ないんで。