プリン、逝く

何の前触れもなく、長野に帰省した翌朝、プリンが逝ってしまった。

大好きな炬燵で寝て、朝ごはんを食べ、排泄もして、さぁもうひと眠りと炬燵に戻って30分もしないうちに、ひっそりと旅立った。あと1か月で14歳。

翌日、火葬をしてもらったら、係の人が病気のないシッカリした骨ですね、と言ってくれた。

可愛い顔して人は咬むし、他の犬ともケンカばかり。オシッコはいつもトイレシートから外すし、夏にはスズメのピーちゃんを食べちゃうし、本当に困った犬だったけど、最後は誰にも迷惑をかけず、静かに旅だったプリン。プリンらしくなくて、泣けました。

 

困った犬だったけど、身内でファンが多かったのはなぜかプリン。だから、ソボも含めて家族が揃った時に、暖かい炬燵で眠るように(に違いないと思う)逝ったプリンを、羨ましく思う。

14年間、ありがとう。天国で、ジイジと仲良く待っててね。

 

写真: 死んだプリンを舐めるココア。