2011年

1月

23日

南米プチ体験

知り合いの坊ちゃんの1歳のバースデーパーティにお呼ばれして、ラクと一緒に行ってきました。日系アルゼンチン人のご主人とコスタリカ人の奥さんが開くパーティは、3割が純日本人、2割が純南米人、5割が日系南米人という感じ。そして場所は市民会館の一室を借りた形で、日本人ならオーソドックスにレストランを予約しそうなものなので、公共施設を借りるというアイデアが逆に新鮮。

さて当日は1時スタートということだったので、マナー上失礼にならない程度に遅れて入ろうと思っていたら実際は40分も遅刻!これは遅れすぎと少し慌てましたが、会場に入ると10人前後がせっせと飾り付けやビュッフェの準備をしています。主催者側も急ぐ様子はなく、2時前後に続々と到着するゲストと挨拶を交わしつつ、ご主人のスピーチで乾杯したのは結局2時半でした。いーのかそれで!?と思ったけれど、全くもって問題ないようです。これが噂の南米時間かぁ~~

ひとしきり食事が済むと、南米版「福笑い」や風船を使ったグループゲームが始まり、子供も大人も大賑わいの大喝采。赤ワインが入ってる私も勝手に大笑い!もう大合唱が始まりそう!! そしてサッカーボールの絵が描かれたコストコ制作のケーキが振舞われたところで、お部屋の予約時間が終了してしまいました。全く終わる気配を見せないパーティの様子に危機感を募らせた職員の方が来て「あと15分で全て片づけて外に出てください、次の予約が入ってますからね~。」と言った途端、一致団結した素晴らしいフォーメーションで片付けがスタートしました。子供達は風船を次々と割り、大人達は椅子やテーブルを片づけて部屋をからっぽの状態に戻します。私のケーキもあっという間にどこかに持ち去られてしまいました…クスン。

最後はエレベーターホールでご主人がお礼の挨拶をして、ゆるーく解散です。スペイン語が全くわからないのには困りましたが、ラクが場の雰囲気に慣れたらオチャメな面を見せてゲスト達に可愛がって貰い、私もワインで気分が良くなり、大いに楽しんだ午後となりました。日本の学校に通っているというアチラの国の子供達も、人懐こくて子供らしい感じだし、大人も陽気で子供好きな人が多いようで、南米系の人たちの温かさと気安さに助けられた小心者の森山家妻でございました。あー疲れた、でも。

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