2012年
12月
11日
火
今度は”不毛地帯”の話
前回の不毛な話から、既に約3か月。気がつけば師走も半ばに差し掛かり、数えてみればアルゼンチンから帰国して9ヶ月。つまりアルゼンチン滞在期間と同じ時間が、日本に戻ってから経ったらしい。
永遠のように長く感じたアルゼンチン生活、やっぱりすることがなかったせいだろうが、”不毛”なことばかり考えていた。帰国してから...というより、特に仕事に復帰してからの半年は、毎日が4コマ漫画のような展開で、ドタバタ劇場の繰り返しである。特に先月からは、ダンナ曰く”また無駄な投資”を自分に始めて、本当にヒマが無くなった。
会社でのヒマ時間は、”無駄な投資”と自作Excel家計簿付けに充てた。ネットで小難しそうな数式のページを閲覧して、さも忙しそうにしている私を見て、誰が家計簿をつけていると思うであろう。家計簿でExcel数式をいくつか覚え、嬉しくて更に作り込んでいった家計簿は、よ~~~~く見れば項目は確かに”食費”、”教育”、”娯楽”、”住まい”など家庭的だが、1歩下がってみれば会社の予算表にさえ見えそうな大層な見栄えである(見栄えだけ)。
12月決算を迎えた森山家家計簿は、只今1年の総決算および支出棚卸の真っ最中につき、月末には年間収支合計をが出て、月平均が出て、それをもとにして来年度の予算を立てて...あ~忙しい、忙しい。忙しいから仕事なんかしてられない。と、初めて1年間キッチリ家計簿をつけた私としては、非常にワクワクしているのである。
ということで、”無駄な投資”と自作家計簿の間でボチボチ仕事もして、不毛なことを考える暇がなくなったのは良かったが、今度は忙しくなりすぎて精神バランスを保つのが難しくなってきた。ゆっくり落ち着いて何かをすることがない、というのも問題だ。だが、その時間が出来ると”不毛”が戻ってくる。どっちもどっちの不毛地帯とは、私にとってはまさにこのこと。