2015年

1月

13日

湘南への夢

1月初旬のすさまじい海風が吹く辻堂の海に連れて行ったら、靴を脱いで波とたわむれ、靴もズボンもビッショリに。

10年ちょっと前に1年半暮らした湘南で、もし子供たちを育てられたらと考えるけれど、潤の職場にも遠く、長野の実家には更に遠く、現実的とは言い難い。それでも、潤も私も湘南が好きで、どちらも海に入るわけじゃないけれど、オープンな感じが非常に心をくすぐられるのだ。

もしかしたら、いつか暮らせる時が来るかもしれないし、その頃には東大和での生活に馴染み過ぎて、湘南に住みたいなどと思わないかもしれない。でも今は、その可能性も捨て去りがたい。去年、家を買ったばかりの私たちだが、いつの日も、次への可能性と楽しみを忘れないことだ。と、思っている。


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2015年

1月

10日

3年ぶり

3年ぶりにどうしたのかと言いますと、3年ぶりに、自分の内側に初めて目を向けました。

約3年前にアルゼンチンでの9か月の滞在を終え帰国した時、私は確かに、ある程度の”垢”を落としていました。日本に暮らしていると、知らず知らずのうちについてしまう”脂肪”、と言ってもいいかもしれません。その”垢”、もとい”脂肪”、別にどっちでもいいのだけど、それが引っ付いていると外から見た自分にしか目が行かなくなり、内側の自分がしぼんで小さくなっても気づけないのです。

内側の自分はすっかりしぼんでしまっているのに、外向けに母として会社員としての自分を奮い立たせている。

アルゼンチンでリセットされた気持ちは、日本に再び暮らすうちに、やっぱり自分のことを後回し、後回しにするようになって、ついぞ自分の心の中のことに目をつぶる日々。その内に、フタの開けかたさえ分からなくなって、ただただ、おかしいな~なんで人生うまく行かないんだろう?なんて考えてるのです。

うまく行ってるんですよ、ハタから見れば。なのに自分から見た自分は不幸なわけです。自分の中で整理できないことが増えすぎて、ゴミ屋敷のようになっているから。


そんなこんなで、3年ずっと情緒不安定。

それが、つい先日、あることをきっかけに、それまで開かずの扉だった自分の気持ちにパーッと光があたったというか、そんな感じのBreak-throughがありました。

この3年、自分の笑った顔がキライになり、着る洋服が黒・白・グレーばかりになり、買い物に行っても、何も似合うものがないと後ろ向きでした。それは人にたいしても同じで、色々頭でっかちに考えては、素直に心を込めた対応ができていなかったと思います。

でもBreak-throughをきっかけに、40代でも、いやいや、40代だからこそ、キレイな色を身に付けて明るい気持ちにならねば、と。そして、今を楽しむこと。これは私にとっては非常に難関。なぜって、これまで一度だって「今」を楽しんだことがない気がします。いつだって、今よりもっと別のものがある、そっちの方が今よりも絶対にいいはず!という意味のよく分からない考えに支配され、今を楽しむよりも、もっと良いものを求めるほうに労力も注力も注がれていたのですから。まぁ、だから引越し魔なのかもしれませんね。。。


今を楽しむ。今の自分を楽しむ。自分に正直になる。年齢や社会的な地位に振り回されない。


どれも自分にはハードルが高いような...いやしかし、2015年は心の垢、もとい脂肪を落とし、そばかすもシワも関係なく純粋に笑う42歳を目指したいと思います。(それは、究極のオバチャンというもの??)

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